私の息子が小学生の時(10年以上前)は、今ほど「アジリティ」という言葉は聞かなかったように思います。
サッカーで言うと、「スプリント」=「足が速いということ」は、限られた選手だけが持っている先天的なスキルと認識されていた(今もされている)と記憶しています。
でも今は違います。
あらゆるスポーツ業界で「フィジカルリテラシー」という言葉も頻繁にみらるようになり、世界的に見てもプロサッカーチームが専門のフィジカルトレーナーを雇用し、本格的なトレーニングを実施しています。
「速さ」や「身体の強さ」も、選手のステータススキルとして見られる時代になっています。
2022年カタールワールドカップで、浅野選手を変な走り方で挑発した?ふざけている?と話題になったドイツ代表のアントニオ・リュディガー選手。
あのシーンだけを切り取ると「極端な見え方」になりましたが、あれは決して浅野選手を挑発しているわけではなく、普段からスプリントトレーニングをしている動きです。
実際にリュディガー選手本人も「真面目にプレーしていたよ」とコメントしています。
「スプリント」も「アジリティ」も身体の使い方を理解してトレーニングをすることで必ず速くなります。
「スプリント」は(短距離)ダッシュスキル。
「アジリティ」は瞬発力。
ワンステップだけで相手の前に入れたり、相手よりも優位なポジションでプレーすることができるようになります。
スポーツを楽しむなら、是非、手に入れて欲しいスキルです。
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