今日はちょっとおもしろい話です。
私もこの話を初めて聞いた後、少し勉強をして指導の場で実践してみましたが、非常に効果を感じています。
人間は五感を使って、様々な情報を処理しています。
人それぞれ異なりますが、無意識で「優位に働かせている感覚」があり、それを以下の3つに分けて「VAKタイプ」と言われます。
■Vタイプ(Visual)
視覚をよく使う人
■Aタイプ(Auditory)
聴覚をよく使う人
■Kタイプ(Kinesthetic)
身体感覚をよく使う人
自分がどのタイプなのかを理解している、もしくは、相手がどのタイプなのかを理解しているかというだけで、日々の生活にも大きな変化をもたらすと言われます。
スポーツの世界も例外ではなく、これをあらかじめ理解して、指導者は選手へのアプローチの仕方を変えることで、選手の理解度や成長は大きく左右すると言われます。
例えば、Vタイプの選手には指導者がデモンストレーションをしっかりと見せることが最も有効です。
ですが、手本を見せることなく「早く動き出して、もっと開いてボールを受けろ!」といった様な感覚的な言い方だけだとあまり伝わっていないと言われます。
親御さんでも「うちの子はコーチの話をいつも聞いてなくて・・・」みたいなお悩みがある場合、もしかしたらそのコーチの指導の仕方とお子さんのタイプの相性が合っていないだけかもしれません。
心理学で使われているようですが、スポーツでもおおいに役立っています。
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