【熱中症対策】手のひらを冷やすと効果大!その理由は“AVA”にあり!
- desaria athlete school

- 8月14日
- 読了時間: 2分
どうもです!
デサリアアスリートスクールの木村です。
暑い日の運動後「首や脇を冷やすと良い」というのはよく知られていますが
実は「手のひらを冷やす」のもすごく効果的です。
その理由は「AVA(動静脈吻合:どうじょうみゃくふんごう)」という体の仕組みにあります。
私たちの手のひらや足の裏、耳などには、動脈と静脈が直接つながっているバイパスのような血管があります。
これを「動静脈吻合(AVA)」と呼びます。
普通、血液は毛細血管を通って体を巡りますが、
AVAが開くと太い道を通って一気に血液が流れ、熱を効率よく外に逃がすことができます。
暑いとき、体はこのAVAを開いて血液を手のひらなどに集めます。
そこを冷やす事で温まった血液が一気に冷やされ、体の中心(深部体温)が効率的に下がります。
つまり、手のひらを冷やすのは「体の冷却スイッチ」を押すようなもの。
特に運動後の体温上昇や熱中症予防に有効です。
■効果的な冷やし方
保冷剤をタオルで包み、手のひらで軽く握る(片手30秒〜1分を交互に)
氷水を入れたペットボトルを持つ
冷水に手をつける(5〜10℃が理想)
※直接氷を長時間握ると皮膚にダメージがあるので注意。
■運動中や試合の合間におすすめ
練習の小休憩で手のひらを冷却
試合のハーフタイムにクーラーボックスの冷水で手を冷やす
屋外イベントや夏場の部活でも活用可能
特に子どもは大人より体温調節機能が未発達なので、こまめな冷却が安全対策になります。
手のひら冷却は科学的にも根拠のある熱中症対策です。
AVAの働きを活かせば、短時間で効率的に体をクールダウンできます。
この夏は「水分+塩分補給」とセットで、
ぜひ「手のひら冷却」も取り入れてみてください。
是非、一度デサリアアスリートスクールの体験会に来てみて下さい。
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