【スポーツ指導の伝え方】「見る・聞く・動く」を使い分ける

更新日:2 日前
どうもです!
デサリアアスリートスクールの木村です。
同じことを説明しているのに
すぐ理解できる選手もいれば、なかなか動きにつながらない選手もいます。
「説明を聞くと分かる」
「実際に見た方が分かる」
「自分でやってみると分かる」
スポーツ指導では、伝え方を一つに固定しないことがとても大切です。
今回は、以前から知られている「VAK」という考え方にも触れながら、
選手に動きを伝える方法について考えてみます。
■VAKとは?
VAKとは、情報を受け取る方法を大きく3つの感覚に分けて考えるものです。
V=Visual(視覚)見本・写真・動画・図など、「見る」ことで情報を得る方法
A=Auditory(聴覚)説明や声かけなど、「聞く」ことで情報を得る方法
K=Kinesthetic(身体感覚)実際に身体を動かしたり、感覚を確かめたりする、「やってみる」ことで情報を得る方法
スポーツ指導でも、この3つの方法はよく使われています。
ただし、ここで注意したいのが
「この選手はVタイプだから、見せれば伸びる」
「この子はKタイプだから、説明しても意味がない」といったように
選手を一つのタイプに決めつけないことです。
選手の理解は、練習内容や状況によっても変わります。
大切なのはタイプ分けすることではなく
「見る・聞く・やってみる」を組み合わせて伝えることだと考えています。
■スポーツ指導では3つを組み合わせる
例えば、スプリントの姿勢を指導するとします。
① 見せる【Visual】指導者が実際に動きを見せる。動画を撮影して、自分の動きと見本を比較する。
② 言葉で伝える【Auditory】「上体を起こして」だけではなく、「どこを」「どう動かすのか」をできるだけ具体的に伝える。
③ 実際に動いて確かめる【Kinesthetic】説明を聞くだけで終わらず、実際に動いてみる。動く → 感覚を確認する → もう一度動く、を繰り返す。
デサリアのトレーニングでも
・見本を見せる
・言葉で説明する
・実際に動いて確かめるという方法を組み合わせています。
同じ説明を繰り返して伝わらないときに、「選手が理解できない」のではなく、「こちらの伝え方を変えてみる」。
これも指導者にとって大切な視点だと考えています。
■子どもに「伝わらない」と感じたときにも
この考え方は、スポーツ指導だけでなく、親子のコミュニケーションでも活用できます。
何度言っても伝わらないとき、同じ言葉を繰り返すのではなく、
見せてみる。言葉を変えてみる。一緒にやってみる。
伝え方を変えるだけで、子どもが理解するきっかけになることがあります。
大切なのは、「この子は○○タイプ」と決めつけることではなく
そのとき理解しやすい伝え方を探すことです。
■まとめ|選手を変える前に、伝え方を変えてみる
スポーツ指導では、何を教えるかと同じくらい「どう伝えるか」も大切です。
VAKという考え方を、選手を3つのタイプに分類するためではなく、
見る【Visual】聞く【Auditory】やってみる【Kinesthetic】
という、指導者が持つ「伝え方の引き出し」として考えてみる。
選手に伝わらないときこそ、選手を変えようとする前に、まず指導者が伝え方を変えてみる。
デサリアでも、一人ひとりの選手を見ながら
「どう伝えれば、この選手の動きが変わるのか」にこだわって指導していきます。





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