アジリティが試合の「一歩目」を左右する

更新日:10月5日
どうもです!
デサリアアスリートスクールの木村です。
スポーツでは足が速い選手=必ず先に動ける選手とは限りません。
例えば20m走では速いのに、試合になると相手への対応が遅れる。
ボールへの反応が一歩遅れる。
そんなことがあります。
なぜでしょうか?
試合には、陸上競技のような「よーい、ドン!」がないからです。
サッカーなら、相手がどちらへ動くのか。
バスケットボールなら、ドリブルなのかパスなのか。
野球なら、打球がどこへ飛ぶのか。
テニスなら、次のボールがどこへ来るのか。
その状況を捉えてから、自分の動きを決めなければなりません。
つまり、走り出す前からアジリティは始まっています。
■アジリティでは「0.1秒」が大きな差になる
デサリアでは、日頃から「0.1秒」にこだわっています。
例えば、20mを4.0秒で走る場合、平均速度で単純計算すると0.1秒で約50cm進みます。
もちろん、実際の試合では加速や姿勢、動く方向などが異なるため、
「0.1秒=必ず50cmの差」という意味ではありません。
それでも、見るのが0.1秒早い。判断が0.1秒早い。動き出しが0.1秒早い。
こうした小さな違いが、ボールに先に触れる、相手より先にポジションを取る、
といったプレーの差につながる可能性があります。
だからこそ、ただ足を速くするだけではなく、動き出すまでの時間を短くすることも重要なのです。
■アジリティには「身体操作」も重要
見る。判断する。そして「右へ行こう」と決める。
でも、そこで身体がすぐに動かなければ、一歩目は遅れてしまいます。
ここで重要になるのが身体操作です。
デサリアでは、
・身体の軸
・重心のコントロール
・骨盤や股関節の使い方
・減速から方向転換へのつなぎ
・地面に力を加える方向
なども意識しながらトレーニングしています。
大切なのは、ただ脚を速く動かすことではありません。
「次の方向へすぐ動ける身体の準備ができているか?」
これもアジリティを高めていくうえで重要なポイントです。
■アジリティトレーニングは目的を分けて考える
デサリアでは、アジリティにつながるトレーニングを目的によって使い分けています。
例えば、
・マーカーを使った加速
・減速・方向転換
・ラダーやミニハードルを使った身体操作
・合図に反応して動くリアクショントレーニング
・相手や刺激を見て、動く方向を選択するトレーニング
などです。
ここで大切なのは、
「このトレーニングで何を鍛えているのか?」
を明確にすること。
決められた動きを速く行うことと、何が起こるか分からない状況で反応して動くことでは、目的が異なります。
身体を動かす能力を高める。
見る力や反応を鍛える。
判断を伴う状況で動く。
それぞれを段階的につなげて、実際のスポーツで使えるアジリティへ近づけていきます。
■アジリティは「速く動く」だけではない
スポーツで求められる「速さ」は、走る速さだけではありません。
見る速さ。判断する速さ。動き出す速さ。方向を変える速さ。
そして、それらを競技の中でつなげること。
デサリアが目指しているのは、ただ20mのタイムを速くすることだけではありません。
見る → 判断する → 動く。
その一連の流れを含めて、
試合で「一歩先」に動ける選手を育てていきたいと考えています。
アジリティについては、トレーニング方法や
「クイックネスとの違い」
「見る・判断する能力」など、他の記事でも詳しく紹介しています。
それぞれの能力をバラバラに考えるのではなく、
「どうすれば実際のスポーツで速く動けるのか?」
という視点で考えています。
是非、一度デサリアアスリートスクールの体験会に来てみて下さい。
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