子どもの走り方、本当に正しい?動画分析でわかる走りのクセと改善ポイント

どうもです!
デサリアアスリートスクールの木村です。
「うちの子、もっと速く走れるようにならないかな?」
「一生懸命走っているのに、なかなかタイムが伸びない」
そんな悩みを持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。
実は、走るスピードを改善するために大切なのは、
ただ走り込むことでも、筋力をつけることだけでもありません。
まずは、自分がどのように走っているのかを知ること。
今回は、走り方を動画で分析することで何がわかるのか、
そして、その分析をどのようにスプリント能力の向上につなげていくのかを解説します。
① 走っている姿を見ただけで、改善点はわかる?
走っている子どもを見て、
「腕をもっと大きく振った方がいい」
「もっと足を高く上げた方がいい」
と感じることがあるかもしれません。
しかし、走り方には一人ひとり異なる身体の使い方があります。
例えば、腕振りが小さく見える選手でも、本当の課題は腕ではなく、
骨盤や体幹のコントロールにあるかもしれません。
また、足が後ろに流れているように見えても、その原因が接地位置や股関節の動きに関係している場合もあります。
つまり、目に見える動きと、その動きを生み出している原因は、
必ずしも同じではないということです。
② 走り方には、一人ひとり違う特徴がある
スプリント動作では、さまざまな身体の動きが連動しています。
特に注目したいのが、次の4つです。
【骨盤と体幹のコントロール】
走行中に骨盤や体幹がどのように動いているか。姿勢を保ちながら、効率よく身体を前方へ運べているかを確認します。
【股関節の使い方】
脚を前後に動かす際、股関節を適切に使えているか。脚の動きだけでなく、骨盤との連動も重要です。
【足の接地位置とタイミング】
足が身体に対してどこに接地しているのか。接地時の姿勢や脚の動きは、ブレーキ動作や推進力に関係します。
【腕振りと全身の連動】
腕振りは単に腕を大きく動かせばよいわけではありません。脚や体幹の動きとどのように連動しているかが重要です。
これらの特徴を確認することで、選手ごとに異なる改善課題を整理できます。
③ 動画分析だから見えてくるもの
スプリント動作は非常に速く、肉眼だけでは細かな動きを正確に捉えることが難しい場合があります。
例えば、20mを4秒で走る選手の場合、平均速度は秒速5m。
わずか0.1秒で約50cmも移動します。
その一瞬に、足の接地や骨盤の動き、姿勢の変化が起こっています。
そこで役立つのが、走行動画の分析です。
動画を一時停止したり、スロー再生したりすることで、通常の速度では確認しにくい動きを観察できます。
ただし、動画だけですべてがわかるわけではありません。
地面に加わる力や筋肉の働きなど、映像から直接測定できない要素もあります。
大切なのは、動画から確認できる事実と、動作の仕組みに基づく分析を組み合わせることです。
④ 子どもの走り方を改善するために大切なこと
子どもの走り方を改善するためには、まず現在のフォームを正しく理解することが大切です。
走るスピードを高めたいと思ったとき、多くの選手は「もっと練習しよう」と考えます。
もちろん、継続的なトレーニングは大切です。
しかし、自分の課題がわからないまま練習を繰り返しても、期待した改善につながらないことがあります。
例えば、接地位置に課題がある選手と、
体幹のコントロールに課題がある選手では、優先すべきトレーニングが異なります。
自分の走りを知ることで、
「なぜ、このトレーニングをするのか?」
「どの動きを改善したいのか?」
という目的が明確になります。
走り方を知ることは、速くなるためのスタート地点です。
⑤ フィジ塾の「走りの診断」とは?
デサリアアスリートスクールでは、オンラインサービス
「フィジ塾」を通じて、走りの動画分析を行っています。
フィジ塾の「走りの診断」は、選手の走行動画をもとに、
スプリントフォームや身体の使い方を分析し、改善に向けたポイントをお伝えするサービスです。
走り方に悩んでいる選手はもちろん、
「今のフォームにどんな特徴があるのか知りたい」
「自分に必要なトレーニングを考えるきっかけがほしい」
そんな選手や保護者の方にも、自分の走りを客観的に見つめ直す機会として活用していただきたいと考えています。
大切なのは、理想的なフォームを一方的に押し付けることではありません。
一人ひとりの身体の使い方を理解し、改善の可能性を探ることです。
⑥速くなるために、まず自分の走りを知ろう
走るスピードを高めるためには、筋力やトレーニング量だけでなく、
身体の使い方にも目を向ける必要があります。
その第一歩が、自分の走り方を知ることです。
今のフォームには、どんな特徴があるのか。
どんな動きを改善すればよいのか。
その答えを探すきっかけとして、動画分析を活用してみてはいかがでしょうか。
あなたの走りには、まだ気づいていない改善のヒントがあるかもしれません。





コメント