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試合で活躍する選手はアジリティが違う|「速く見える」理由とは?

執筆者の写真: desaria athlete school
desaria athlete school
7月28日
読了時間: 3分

更新日:10月7日

どうもです!

デサリアアスリートスクールの木村です。


スポーツを見ていると「この選手、動きが速い!」と感じる選手がいます。

ところが、実際にスプリントタイムを測ってみると

必ずしも一番足が速いわけではないことがあります。

では、なぜ試合では「速く見える」のでしょうか?

その理由を考えるうえで重要なのが、アジリティです。

今回は、試合で活躍する選手の「速さ」をアジリティの視点から考えてみます。


■試合でアジリティが重要になる理由

サッカーなら、相手より先にボールへ触る。

野球なら、打球に素早く反応して動き出す。

バスケットボールなら、相手の動きに対応して一歩先にポジションを取る。

こうした場面では、直線を走る最高速度だけでなく、

どれだけ早く動き始められるかが重要になります。

そして、その一歩目が出るまでには、

見る → 認知する → 判断する → 動く

という過程があります。

つまり、試合での「速さ」は、走り始めてからだけで決まるわけではありません。


■なぜ足の速さだけでは決まらないのか?

例えば、20m走が速い選手でも、

相手の動きを捉えるのが遅れれば、動き出しも遅くなります。

逆に、直線のスプリントでは相手より少し遅くても、

状況を早く捉えて先に動き始めれば、実際のプレーでは先にボールへ到達することがあります。

もちろん、スプリント能力はスポーツにおける大きな武器です。

ただし試合では、

「どれだけ速く走れるか」+「どれだけ早く動き始められるか」

の両方が関係します。

この「動き始めるまで」の部分にも、アジリティが大きく関わっています。


■「速く見える選手」は早く動き始めている

試合で速く見える選手を観察すると、単純に脚を速く動かしているだけではありません。

相手を見る。

ボールを見る。

周囲の状況を捉える。

次に起こることを予測する。

そして、必要な方向へ動き出す。

こうした一連の流れによって、相手より早くプレーを開始できる場面があります。

だからこそ、スポーツにおける「速さ」は、スプリントタイムだけでは測れません。

走る前の速さも、試合では重要です。


■アジリティでは「0.1秒」の差も大切

デサリアでは「0.1秒」という時間を大切にしています。

例えば、20mを3.5秒で走る場合、平均速度で単純計算すると0.1秒で約57cm進みます。

もちろん、実際の試合では加速や姿勢、方向などが異なるため、

0.1秒の差がそのまま57cmの差になるわけではありません。

それでも、見るのが0.1秒早い。判断が0.1秒早い。動き出しが0.1秒早い。

こうした小さな差が、相手より先にボールへ触る、

先にスペースへ入る、守備で先に対応するといったプレーにつながる可能性があります。


■デサリアが考える「試合で使える速さ」

デサリアでは、単に「速く走れる選手」を育てることだけを目的にはしていません。


スプリント&アジリティコースでは、

走る・加速する・減速する・方向を変える

といった身体を速く動かす能力を。


クイックリアクションコースでは、

見る・認知する・判断する・反応する

といった、動き出す前の能力を。


それぞれ目的を分けてトレーニングしています。

身体を速く動かす。

状況を早く捉える。

素早く判断する。

そして、実際のプレーへつなげる。

こうした要素を組み合わせていくことが、試合で使えるアジリティにつながると考えています。


■まとめ

試合で「速い」と感じる選手は、必ずしも直線を一番速く走れる選手とは限りません。

重要なのは、どれだけ速く走れるか。

そして、どれだけ早く状況を捉え、動き始められるか。

スポーツでは、この両方が求められます。

「足を速くする」だけではなく、試合の中で速く動ける選手になる。

そのために必要な能力の一つが、アジリティです。


スポーツにおける「見る→判断する⇒動く」のイメージ

 
 
 

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