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アジリティとは?クイックネスとの違いをわかりやすく解説

執筆者の写真: desaria athlete school
desaria athlete school
7月7日
読了時間: 4分

更新日:10月5日

どうもです!

デサリアアスリートスクールの木村です。


「アジリティって何ですか?」

スクールの体験会やお問い合わせでも、聞かれることがあります。

スポーツの世界でよく使われるようになった「アジリティ(Agility)」。

一方で、「クイックネス(Quickness)」という言葉もあります。

どちらも「素早く動く」というイメージがありますが、同じ意味ではありません。

今回は、アジリティとクイックネスの違いを、

実際のスポーツの場面をイメージしながらわかりやすく解説します。


■アジリティとは?

アジリティは、日本語では一般的に「敏捷性」と表現されます。

スポーツでは、相手やボールなどの刺激に反応しながら、

素早く方向や速度を変えて動く能力として考えられます。

例えばサッカーなら、相手の動きを見る。状況を判断する。相手の動きに合わせて方向を変える。

バスケットボールなら、相手のドリブルを見る。左右どちらへ動くのか判断する。素早く反応して身体を動かす。

つまり実際の競技では、

見る → 認知する → 判断する → 動く

という流れが繰り返されています。

単に決められた方向へ素早く動くだけではなく、

変化する状況に対応して動くことがアジリティの大きな特徴です。


■クイックネスとは?

一方、クイックネスは「素早さ」を表す言葉です。

スポーツの現場では、

・素早く動き出す・脚を素早く動かす・短い時間で身体を動かす

といった、動作そのものの素早さを表すときによく使われます。


ここで注意したいのは、

アジリティとクイックネスには関連する部分もあり、

完全に別々の能力として切り離せるわけではないということです。


ただ、デサリアでは子どもたちに分かりやすく伝えるため、

クイックネス=身体を素早く動かす能力

アジリティ=状況に反応し、判断しながら素早く動く能力

というように整理して指導しています。


■アジリティとクイックネスの違い

例えば、コーチから「右!」と言われたら、できるだけ速く右へ動く。

この場合は、動く方向が外から与えられています。


一方、相手が右へ行くのか左へ行くのか分からない。

相手の動きを見て、自分で判断して方向を変える。

こちらでは、身体を素早く動かす能力だけでなく、

相手の動きを捉えて判断する能力も必要になります。

これが、アジリティを考えるうえで非常に重要な違いです。


スポーツでは「速く動けるか?」だけではなく、

「いつ、どこへ動くのかを素早く決められるか?」まで求められます。


■試合ではアジリティとクイックネスの両方が必要

例えば、直線を走るスピードが速い選手でも、

相手の動きを捉えるのが遅れれば、一歩目が遅れることがあります。

逆に、状況を素早く判断できても、

身体がその方向へすぐに動かなければプレーにはつながりません。

だから実際のスポーツでは、状況を捉えて判断する能力と、

身体を素早く動かす能力の両方が重要になります。

「判断」と「身体の動き」を別々に考えるのではなく、

それらをつなげて競技の中で発揮することが大切です。


■デサリアでは目的によってトレーニングを分ける

デサリアでは、すべてのトレーニングを「アジリティトレーニング」と一括りにはしていません。


例えば、走る。加速する。減速する。方向転換する。身体を素早く動かす。

こうしたトレーニングでは、まず自分の身体をコントロールして素早く動かす能力を高めます。


一方、クイックリアクションコースでは、

見る → 認知する → 判断する → 反応する

という、実際の試合で必要になる認知・判断・反応の部分にも重点を置いています。


鍛えたい能力が違えば、トレーニングの方法も変わる。

だからこそ、

「この練習は何のためにやっているのか?」

を明確にすることをデサリアでは大切にしています。


■「速く走れる」だけでは、試合で速いとは限らない

スポーツで必要な「速さ」は一つではありません。

走る速さ。

身体を動かす速さ。

見る速さ。

判断する速さ。

反応する速さ。

そして、それらを実際のプレーにつなげる能力。


クイックネスもアジリティも、競技で素早く動くための大切な要素です。

デサリアが目指しているのは、

ただ足が速い選手ではなく、試合で速く動ける選手。

そのために、身体を動かす能力と、見る・判断する・反応する能力の両方を育てていきます。


速さは才能ではなく創るものです。


サッカーをする少年たち

 
 
 

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