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アジリティトレーニングとは?「動く練習」だけでは足りない理由

執筆者の写真: desaria athlete school
desaria athlete school
7月21日
読了時間: 3分

更新日:10月7日

どうもです!

デサリアアスリートスクールの木村です。

「アジリティトレーニング」と聞くと、

・ラダー・ミニハードル・コーンを使った切り返し・素早いステップ

などを思い浮かべる方も多いと思います。

これらは、身体を素早く動かしたり、方向転換したりするための大切なトレーニングです。

ただし、実際の試合で必要なアジリティを考えると、決められた動きを速く行う練習だけでは足りません。

なぜなら、試合では「次にどこへ動くのか」が最初から決まっていないからです。

今回は、試合につながるアジリティトレーニングについて考えてみます。


■アジリティトレーニングには目的がある

例えば、コーンを置いて、

右へ切り返す。左へ切り返す。前へダッシュする。

こうした練習では、選手はあらかじめ次に何をするのか分かっています。

そのため、

加速・減速・方向転換・身体操作

などを鍛えるトレーニングとして有効です。

一方、実際の試合ではどうでしょうか。

相手がどちらへ動くのか。ボールがどこへ来るのか。

味方がどこにいるのか。状況は常に変化します。

その中から必要な情報を捉え、自分で次の動きを選択しなければなりません。


■「決められた方向転換」とアジリティは同じではない

最初から動く方向が決まっているトレーニングでは、

主に身体を素早く動かす能力や方向転換能力を鍛えます。

しかし、試合では、

見る → 認知する → 判断する → 動く

という過程が加わります。

例えばサッカーの守備なら、相手が右へ行くのか左へ行くのかを見てから、自分の動きを決めます。

バスケットボールでも、相手のドリブルやパスに応じて動きを変えます。

つまり、競技で求められるアジリティには、

身体を動かす能力と、状況に反応して動きを選択する能力の両方が関わります。


■だからトレーニングも分けて考える

デサリアでは、目的によってトレーニングを分けています。


スプリント&アジリティコースでは、

・走る・加速する・減速する・方向転換する・身体をコントロールする

など、身体を速く動かすための土台を鍛えます。


一方、クイックリアクションコースでは、

・見る・状況を認知する・判断する・刺激に反応する・選択した方向へ動く

など、動き出すまでの過程にも重点を置きます。


どちらか一方だけが重要なのではありません。

鍛える目的が違うから、トレーニング方法も変える。

これがデサリアの考え方です。


■「速く動く」と「速く反応する」をつなげる

判断が速くても、身体が思った方向へ動かなければプレーにはつながりません。

逆に、身体を速く動かせても、状況を捉えて判断するまでに時間がかかれば一歩目が遅れます。

だから、身体を動かすトレーニング

と、状況を見て判断するトレーニング

を別々に行うだけでなく、最終的にはそれらを競技の動きにつなげていくことが重要です。


■アジリティトレーニングで大切なのは「何を鍛えるか」

ラダーをやればアジリティ。コーンを使えばアジリティ。

反応ゲームをやればアジリティ。そう単純に考えるのではなく、

「このトレーニングでは、何を鍛えているのか?」

を考えることが大切です。

身体操作を鍛えるのか。方向転換を鍛えるのか。

見る力を使うのか。判断を伴わせるのか。

反応から実際の一歩目につなげるのか。

目的が明確になれば、トレーニングの内容も変わります。

試合で使えるアジリティを身につけるためには、

「動く力」と「状況に反応する力」を目的に応じて鍛え、最終的につなげていくこと。

デサリアでは、その考え方を大切にしています。


アジリティトレーニングの風景

 
 
 

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